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VISAが大手IT企業と独自の決済ネットワーク構築を発表

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こんにちは

先日VISAが独自のシステムを使い下記のようなパートナー同士でIOUの交換ができるようにするという発表をしました。

・Microsoft
・Android
・Facebook
・ApplePay
・IBM
・BBVA
・AmazonPay

などなど・・・

VISAが現在ある独自の決済システムを拡張してこれらの提携した企業間での共通IOUを用いた決済ネットワークを作るのだとすれば、さほどRippleの敵にはならないと私は見ています。

が、しかし万が一に新たな暗号通貨でレート固定制でなく、もちろん手数料も1円未満で、トランザクション処理並びに決済速度が現在のものとは比べ物にならないほど進化した場合。

具体的にいうとRippleを超えてくるような暗号通貨が提携企業間内で使える、例えばVISAVCみたいなものができてしまった場合影響力を考えると普及速度的にもRippleは9割負けてしまいます。そこまでの製品を作れたらの話ですがもし作られてしまったらRippleにこだわる必要が皆無なので、ネット決済における「標準通貨」になり銀行もこぞって使うことは目に見えています。

Rippleにはそんな通貨でさえブリッジ通貨として橋渡しする力を持っていますが、そもそもJPYなどの法定通貨のIOUやキャッシュからこのような通貨に簡単に変換する機能はあちらも作る気がしますし、その点においてもRippleの不利が見えます。

 


Rippleはまだ一般人から見ると知られていない未知の会社です。そんな「未知」の会社の決済システムを性能が良いからといって使うでしょうか?これからはどんどん知名度を上げていくとは思われますが。

それに比べてVISAやMicrosoft、Appleが関わっていると聞いたらどうでしょう?一般の人はVISAが多少変わっただけ、むしろどこでも使えて使いやすい。そう思うはずです。

暗号通貨を作ると明言はしていません。が、先日RippleとEthereumの元開発者を募る発表をしています。

これら上記の企業は企業ではあるが、そのネット経済における影響力は国レベルです。今まで支配されていた状況からの脱却というBitcoiner達の思想も崩れゆくことになるでしょう。

私が考えるにVISAの新しいシステムは

・従来の速度を維持する決済速度
・低決済手数料
価値固定
・発行上限なし
・様々な提携企業間内のサービスでIOUを共有できる

です。暗号通貨に近いものはやっぱり作らないんじゃないかなーって思いますね。そういう意味で最初に言った通りあまり危惧はしていません。

VISAの今回の動きは通貨界に様々な影響を与える可能性はとても高いです。まだ情報が出ていっていない状態なのでわからない部分は多いですし、実現したとして一般層は使ってもコアな暗号通貨コミュニティーに受け入れられるかというと違うようにも思いますし、この通貨は既存の暗号通貨を無視していきそうなのでやはり全ての暗号通貨と法定通貨のブリッジを可能にするRippleを信じたいと思います。

これからの動向が非常に気になるところですね。


くりぱか (@Creeperker) | Twitter